肩こり予防に効果的なストレッチポール®エクササイズ

肩こりは、日々のストレッチや生活習慣の見直しで解消を目指し、慢性的な症状であれば専門機関に受診して治療するケースが多いですが、仕事などで忙しく、なかなか時間を取ることは難しいですよね。

肩こりの悩みを解決するツールがストレッチポールで、私たちが自信をもってお勧めするものです。

ストレッチポールを活用することで肩まわりの筋肉がゆるめられます。限られた時間の中で行う簡単エクササイズでも、肩こりの症状が解消または軽減することがあるのです。

ここでは、ストレッチポールが肩こり解消に効果的な理由とエクササイズについて詳しくお伝えしていきます。

 

1.肩こり解消のために行うこと

肩こりの原因を解消することで、症状は和らぎ、人によっては全く痛みを感じなくなるようになります。肩こり解消の要素は、主に不良姿勢の改善心身のリラックスの2つです。ストレッチポールでのエクササイズはこの2つの要素にとても効果的なのです。

1-1.猫背などの不良姿勢を改善する

肩こりの原因となる多くが猫背など、長時間の不良姿勢です。私たちの背骨は、重力によるカラダの負担を上手に逃がすためにS字構造になっています。

猫背など不良姿勢で長時間いると、背骨のS字構造が崩れてしまい、カラダの一部に負担がかかりやすくなってしまいます。その結果、負担のかかっていた筋肉がこり固まってしまい、肩こりになるのです。パソコンワーク

崩れ固まってしまった姿勢をケアすることが肩こり改善につながるのです。

1-2.心身のリラックスを得る

1日を通して多くの時間、モニターをにらみつけるように見ていると、目やカラダは疲弊します。特に細かい字を何千字も見ているとストレスを感じ、自然と肩に力が入ってしまいます。

カラダに慢性的な疲労が溜まったまま翌日を迎える生活が続くと、カラダに様々な痛みが出てきます。肩こりはその症状のひとつで、特に目の疲れやストレスからくる心理的疲労は、肩こりになりやすいと言われています。肩こりpasokon

 

2.ストレッチポールが姿勢改善とリラックスに効果的な理由

ストレッチポールを活用することは、何もない状態でストレッチをすることに比べて、効果が異なります。ここでは、ストレッチポールがなぜ不良姿勢の改善心身のリラックスの2つに効果的なのか、その理由をそれぞれ掘り下げてお伝えします。

2-1.ストレッチポールによって姿勢改善が起こるメカニズム

ストレッチポールを活用したエクササイズでは、以下のような点で不良姿勢の改善をすることが期待できます。

全身のケアにより背骨のS字カーブを取り戻す

ストレッチポールのエクササイズを行うことで、私たちのカラダは本来あるべき背骨の滑らかなS字カーブを獲得しやすくなります。日常生活で崩れてしまった姿勢が本来あるべき状態に戻り、重力に対するカラダへの負担が軽減され、肩などカラダの一部への局所負担が改善されます。名称未設定 1

実際に愛用者の方からは「姿勢が良くなったと友達から言われた」「姿勢が良くなり目線の高さが変わったように感じる」など、効果を実感された声が集まっています。

胸の筋肉も無理なくストレッチされる

ストレッチポールのエクササイズ効果は、背中ばかりに見られがちですが、実は胸の筋肉をほぐすこともできます。実際にストレッチポールに乗ると、自分の腕の重みで肩が下に落ち、胸が自然と開いていきます。

この時に、猫背などの不良姿勢で緊張してしまった胸の筋肉をストレッチすることができ、肩こりの改善につながります。

2-2.ストレッチポールが心身のリラックスに効果的な理由

肩こりを改善するためには、リラックスして肩の力みを解消することがとても大切です。ストレッチポールに乗って簡単なエクササイズを行うだけで、カラダ全体がリラックスしていきます。その理由は以下のことが考えられます。

・呼吸が深くなる
・カラダが伸びて心地よさを感じる
・筋肉の緊張がほぐれる

その中でも特にリラックス出来る理由は、円柱状のポールに体重を預け、自分のカラダの重さを利用して脱力した状態でストレッチをすることができるからです。この時に副交感神経も優位に働きます。普通のストレッチではどうしても力が入ってしまい、ここまでリラックスして行うことができません。

事実、日頃ご愛用いただいている300人の方に、直接アンケートを実施したところ、98%の人から「とてもよく眠れる」「よく眠れる」とのお答えをいただいています。

 

愛用者300人の方へのアンケート結果

多くの方がストレッチポールに乗ることで、心身のリラックスを体感されています。

3.姿勢改善とリラックス効果を実現するエクササイズ3選

ストレッチポールを使ったエクササイズは、カラダ全体を整え、筋肉の緊張をゆるめることで肩こりの改善を目指します。

ここでは、肩こり解消に行いたいストレッチを3つ紹介いたします。ぜひ1日の始まりや寝る前に行い、カラダのケアに役立ててください。

3-1.胸ひらき運動

はじめに胸をストレッチして胸をひらいていきます。肩こりの原因でもあり、重度な症状の方では胸の筋肉がパンパンになっていることがあるので、ゆっくり伸ばしましょう。

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エクササイズ方法:
ストレッチポールに仰向けに横になります。
肘と手の甲を床につけ、胸の高さまで床をすべらせながら上げます。
この時、突っ張る感覚があるとストレッチがかかり過ぎているので、無理に胸の高さまで上げず、気持ちよく感じる場所までにしましょう。

ポイントはあまり伸ばし過ぎず胸が適度なストレッチ感を感じる程度に広げることです。カラダの動かせる範囲は個人差があります。胸の高さはひとつの目安なのでそこで気持よく伸びていない、またはそこまで上げることができない。という場合は無理せず出来る範囲で腕を広げていきましょう。

胸をひらいた状態で自然に呼吸を行い、20~40秒を目安に行いましょう。

3-2.床磨き運動

床磨き運動は、肩甲骨に腕の揺らぎからくる振動を与え周囲の筋肉をほぐす効果があります。肩甲骨周りをほぐすことで肩が動きやすくなります。3_1A
エクササイズ方法:
ストレッチポールに仰向けで横になります。
肘と手の甲を床に着けた状態で手の甲で床に小さな円を描きます。
時計回りや反対回りに回しながら、自分の回しやすい方や回しにくい方を感じてみましょう。

ポイントはあまり大きな円を描くことではなく、肩甲骨周りに振動がきているか感じ取ることです。手で描く円は500円玉位をイメージすると良いでしょう。

自然な呼吸で自分のリズムで10~20回ほどを目安に行いましょう。

3-3.肩甲骨の運動

肩甲骨の運動では、肩甲骨全体の筋肉をほぐすことができます。同じ姿勢を長時間し続けていたことで固まってしまった肩甲骨を動かすことが出来るようになります。肩が重い時などにも効果的です。3_1B

エクササイズ方法:
ストレッチポールに仰向けに横になります。
両手を天井に向かって引き上げます。この時あげる向きを真上ではなく、みぞおちの方へあげることがポイントです。

手を下すとき、一気に落としてしまうと筋肉が緊張したり、場合によっては痛みの原因になることもあるので、下す時は脱力した状態で出来る一定の速度で行うと効果的です。

引き上げて下してを繰り返し、ゆっくりなペースで10~15回行いましょう。

今回ご紹介したエクササイズは、肩こりを改善するために十分効果的です。しかし、もっとやりたい。少し物足りないと感じた方へオススメのエクササイズを動画にてご紹介します。こちらのエクササイズも肩こり解消に効果的なものになりますので、気になる方はぜひお試しください。

4.まとめ

日常生活の中でカラダは、常に何かしらの負荷を受けて筋肉はこり固まってしまいます。一日の最後に筋肉をほぐすことで、翌日に疲れや張りを残すことなく生活を送ることができます。その繰り返しで、徐々に肩こりの症状は改善され、解消されるでしょう。日々カラダのケアを行い、肩こりのない生活へとシフトしていきましょう。

出典元:ストレッチポール公式ブログ