少子高齢化、医療費の増大など、日本の抱える健康課題は様々ありますが、その中でも私たちの人生に関わる要素が健康寿命と平均寿命の差です。
医学の進歩により、平均寿命が伸び「人生100年時代」などと言われることも増えています。では、100歳まで元気に、自分の思い通りに動き、やりたいことがやれているのでしょうか?
現実としては、個人差が大きくあります。TVで紹介されるような長寿で元気な高齢者ばかりではないのです。少しでも不自由なく生涯を全うできるように何ができるのか、解説します。
健康寿命と平均寿命の差(「不健康寿命」とも言います)は、厚生労働省によると男性で約8~9年、女性で約12年程度とされています。つまり、多くの人が寿命を迎える前のかなりの年数を、病気や、介護が必要な状態で過ごすことが一般的なのです。
この原因には、生活習慣病や運動不足、社会的な孤立、ストレスなどが関連しています。以下は主な原因とされています。
健康寿命を延ばし、平均寿命とのギャップを縮めるための取り組みが進められています。
健康寿命の延伸は、個人のQOL(生活の質)向上だけでなく、医療費や介護費用の削減にも寄与します。元気に長生きする人が増えることで、社会の活力も高まります。
健康寿命と平均寿命のギャップを縮めるには、個人レベルの健康意識の向上に加え、社会全体で健康を支える環境づくりが重要です。
私たちは体幹ケアを通して、健康寿命の延伸に寄与することをビジョンとしています。