体幹ケアを運動指導者(トレーナー)からうけること、とはどんな感じでしょうか。
トレーナーは各個人でバックボーンが異なり、得意とすることが変わってきます。
またお客さまに応じてメニューを変えることもあります。
しかしながら体幹ケアの認定施設ではどこでも同じように受けられる共通点があります。
・事前と事後を写真や動画で記録し、お客様にもその違いをお伝えする
・お客さまの姿勢や動きのクセについて判断することができ、改善策をご提案できる
・体幹やそれに関係する筋肉について、「緩める」「締める」「整える」アプローチを行う
・LPNの体幹ケアツールについて深い理解がある
このようなことは体幹ケア施設であれば、どこでも受けることができます。
今回は、体幹ケア施設の一例をご紹介します。これからプロによる体幹ケアを行ってみたいという方はぜひ参考になさってください。
今回ご紹介するのは大分県別府市で体幹ケア施設を運営する坂本載瑛さん。
坂本さんの施設では「整体ストレッチ」をウリにしています。得意の手技と体幹ケアでお客さまの生活の質向上をはかっています。
坂本さんは、幼い頃からサッカーに熱中していました。高校1年生ではプロチームのレディース組織で主将を務めるまでになります。
九州大会や全国大会の出場経験も豊富で、将来はレディースサッカー選手として活躍する夢を見ていた時期もありました。
しかし故障の影響や、全国トップ選手との差を感じ、サッカー選手になる夢をあきらめます。
その経験や反省を活かし、地域の人の健康に寄与したいとのことで、トレーナーとしての道を志します。
本日お一人目のお客さまは、高校の同級生。この方はお仕事で販売員をされており、立ち仕事ゆえの疲労を感じ、また姿勢のクセによる肩こりなどのお悩みがあります。
坂本さんの手技から施術が開始しました。
続いてアシスティックを使用して、肩や胸のまわりにアプローチしていきます。
昔からよく知った仲ということで終始笑顔が絶えないひとときとなりました。
その後の時間帯には、サッカー少年がやってきました。
競技力向上を目指し、坂本さんのセッションを受けています。最近初めて試合でゴールを決めることができた、と嬉しそうです。
気になる点として、放課後急に足が痛くなった、と言っていました。
入念に坂本さんの施術を受けます。トレーニング系のメニューも加わりました。
セッションの終わりには、施設の目の前でサッカーの実技指導。坂本さんも幼い頃から毎日自分でトレーニングをしていた公園です。
体幹ケア施設では、各トレーナーのバックボーンを活かしたこのような指導をすることもあります。
各種スポーツ、ヨガやピラティス、ダンス系レッスンなどと組み合わせている施設も少なくありません。
続いて訪れてきたのは、ご近所の奥様。
定期的に通われることで、健康力向上をはかっています。
セッション前に、poslogというアプリを使ってお客さまの現在の状態を記録します。
ストレッチポール®を使用したリラクゼーションメニュー。全身の筋肉を緩めます。
一連のセッションが終わった後に、再びposlogで撮影。お客さまも映像で比較でき、セッションの効果に感心していました。
幼い頃から坂本さんを知る、という奥様。
日常のできごとのお話しをするなどしてよきコミュニケーション相手ともなっているようです。
地元に根ざした施設で、訪れる人を笑顔にしてお送りする坂本さん。
取材の最後には「地域の健康は私の手で守りたい」と力強く語ってくれました。
坂本さんが運営する「EVO STRETCH」はこちら。
みなさんもお近くの体幹ケア施設を検索してみてください。
体幹ケア施設を探せるトレーナーズマップはこちら。