「体幹ケアを始めるのは何歳から?」
「もうある程度の年齢になっちゃったけど、体幹ケアをやるのはもう遅い?」
などの疑問を持たれる方がいらっしゃると思います。
体幹ケアは、体の本質的な維持改善を目指す取り組みですから、オーラルケアやスキンケアと同じように始めるのに遅いということはありません。
理想をいえば「できるだけ若いうちに」となりますが、まだ取り組まれでいない方にとっては、これからの人生で「今日がいちばん若い日」ということになりますから、さっそく行うことをお勧めします。
今回ご紹介するのは、様々な方が体幹ケアのグループレッスンに集うスタジオ。平均して週に一回の開催ですが、皆さんとも継続することで変化を感じられているようです。
愛知県安城市にある「PUTIO体幹 スタジオ&サロン」を訪ねました。
こちらでは、体幹ケアツールとストレッチ、コンディショニングを用いてお客様のお悩みの解消、なりたい姿へのサポートを行なっています。
マンツーマンでのパーソナル指導、グループレッスンの他、バレエスタジオとしてバレエのレッスンも行なっています。
看板に「安城バレエ」と書いているとおりそちらの生徒さんも多く、優秀な成績を収めているようです。
スタジオにはバレエ教室らしくピアノもありますが、体幹ケアツールの充実さが目を惹きました。
体幹ケアトレーナーの藤野奈緒子さんです。
このスタジオでのグループレッスンのほか、地域の運動教室などさまざまな体幹ケア教室を日々開催されています。
この日はコンディショニング主体のグループレッスン。藤野さんの生徒さんはほぼ女性の方です。
ストレッチポールのベーシックセブン。藤野さんもインストラクションをしながら同様に行います。
ストレッチ系のメニューも加わります。
アシスティックを使用したひねりの運動。
こちらはアシスティックの「三日月」という運動です。
一週間に一度の定期的なレッスンですが、多くの参加者さんが継続して行っており、皆さんが変化を感じているとのことでした。
藤野さんから見ても「姿勢が良くなった」「長年の痛みが解消した」など枚挙にいとまがないほどだそうです。
こちらの女性は、仕事を退職されてから「なにか体にとって良いことを」と考え通われているそう。
姿勢や活力の点で大きくプラスになっているようです。
「これから年齢を重ねていくとともに、それまでのようにできなくなることもあると思うので、それを少しでもカバーしたい」とおっしゃっていました。
こちらの女性は、娘さんと共に通われています。藤野さんが主宰する別のお教室にも参加されているとのことで週に2回のレッスン。
実は、娘さんは障害をお持ちで当初は参加を躊躇されたこともあったようですが、藤野さんから「誰でもぜひ、ウエルカムです!」と誘われたとのこと。藤野さんには本当にあたたかく、関わる人を包み込むような優しさがあると感じられました。
娘さんは、学校にいたころは運動もあったようですが、卒業してしまうとなかなか体を動かす機会がなく、とのこと。レッスンに参加するようになって、できることも増えてきて、また精神面でも活発になるなど多くのメリットを感じているようです。
また、ご本人も冷えや身体の硬さに大きな変化が!以前は前屈をしても床と手が大きく離れていたのが、今では手のひらがべったりつくようになったそう。
母娘二人で、少しでも健康に、少しでも長く、と考えられ、できるだけ継続していきたいと語っていました。
レッスンの終盤にはバレエの要素を取り入れた動きも加わります。
次回の参加を楽しみに、皆さん家路へとつかれました。
今回、取材してみて、藤野さんをはじめとして参加者の方が皆さんアクティブで、かつ日々変化を感じ充実した様子で過ごされていることがわかりました。
皆さん、どうもありがとうございました。
藤野さんのスタジオは こちら